スタッフブログ
歩けない腰痛の骨盤矯正治療
こんにちは!
奈良市で骨盤矯正・小顔矯正・鍼灸を行っている「奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院」です。
今回は当鍼灸整骨院に来院されている患者様の「腰痛」の症例報告です。
【症例報告】普通に歩けないほどの腰痛|奈良市の奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院
以前から腰痛が酷く、歩いても腰が痛いし、横になってじっとしているのも辛い腰痛で、仕事も休職されていました。
施術を行なっていくことで、だんだん腰痛が改善されて出来ることが増えていき、生活や仕事の支障がなくなっていきました。
現在腰痛で悩まれている方の参考になれば幸いです。
問診|奈良市の奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院
・右腰痛
以前に腰椎椎間板ヘルニアの手術あり。
何をしていても痛いが、家事などで10分ほど立ち仕事を行うと、立っていられなくなる状態。
以前から年に数回ぎっくり腰になる。
数分立ち歩くだけで動けなくなるので、家事も満足にできないし、仕事も休職していたが改善が見られず当鍼灸整骨院に来院。
検査|奈良市の奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院
・疼痛
安静時(+)動作時痛(++)前屈が疼痛で不能
・整形外科学的検査法
SLR:両足ともに20度挙上で疼痛(+)
ケンプテスト(-)知覚、深部腱反射異常なし
疼痛により下肢の筋力低下が見られる
・姿勢
反り腰、猫背
反り腰と猫背の合併で、重心が腰にかかり負担増加。
体幹の筋力低下から腹圧の低下が見られ、より反り腰が強固になっている状態。
右アキレス腱の柔軟性低下から、右下肢が長く、荷重に偏りあり。
・まとめ
検査の結果、腰椎椎間板ヘルニアの可能性は低いと考えられる。
体幹の筋力低下による腹圧低下からの強固な反り腰、アキレス腱の柔軟性低下による骨盤の傾きにより、右の腰の筋肉に過緊張が起こり、長期間の腰痛が発生していると考えられる。
治療計画説明|奈良市の奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院
・マッサージ
矯正を行うために、背中〜腰〜殿部〜下肢の緊張を緩めるマッサージを行う。
・骨盤矯正
反り腰、骨盤の傾きによる足の長さの違いを矯正で修正
・胸椎矯正
胸椎の後弯(猫背)の改善から、反り腰の影響を減らす
・下肢ストレッチ
反り腰により重心が体の後面にかかり、下肢の後面の柔軟性低下が顕著。下肢の柔軟性をストレッチで向上させる。
・EMS体幹トレーニング
EMS機器であるコアレを用いて、体幹の筋力向上させる。
症状を改善して、今後悪化しないようにするには上記の施術が必要なことを説明。
ただいきなり全て行うのも体の負担が大きいので、初日は動きやすくなることを目標に、マッサージと骨盤調整を行う。
施術後の状態について|奈良市の奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院
腰〜下肢の筋緊張減少。
骨盤の左右差はなくなる。立った状態での反り腰が少し改善。
患者様の感覚として、立っていても痛かった状態が少し楽。前屈が施術前より曲がる。歩きやすいとのことで、初日は施術終了。
- 2回目:前回より痛みが軽減し、家事が行えるようになった。長時間の立ち仕事は怖くてできない。
- 4回目:安静にしていても痛かった痛みは無くなった。家事は問題なく行える。仕事を再開した。
- 5回目:仕事で長時間立ちっぱなしの後は歩くのが痛かった。次の日の朝には前日くらいに回復していた。
- 6回目:骨盤、背骨の歪みは改善が見られるので、下肢の柔軟性をつけるためにストレッチを開始。
- 8回目:EMSによる体幹トレーニング開始。仕事中も痛みがなくなったが、長時間動き回ると痛みが出る。
- 12回目:普段のお腹の筋力の意識もあり、以前より仕事で動き回っても痛みが出なくなった。
まとめ・考察|奈良市の奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院
今回の腰痛は、もともとお腹の力が弱く、体をそらしてバランスを取る癖がつき、何をしていても腰に負担がかかりやすい状態になっているのが原因だと感じました。
また以前から腰痛が当たり前になっていたので、筋力低下も症状もなかなか頑固なものになっていました。
体は悪い状態が当たり前になっていると、筋肉が硬くなるだけではなく、姿勢が崩れて体を支える筋力も低下し、様々な箇所の柔軟性が低下してしまい改善しにくい体になっていきます。
そういった症状でも、それぞれの体の悪い状態を見極めて施術をしていけば改善します。
長年の腰痛でお悩みの方は、当奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院までお越しください。
『奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院』
住所:奈良市八条町646-1
TEL:0742-93-9345
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