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テニス肘は安静にしていれば治りますか?
こんにちは!
奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院です!
はじめに
テニス肘、正式には上腕骨外側上顆炎は、多くの人が経験する肘の痛みの一つです。特に、テニスをする人だけでなく、日常生活や仕事で手首を頻繁に使う人にも発症します。「テニス肘は安静にしていれば治りますか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、テニス肘の治療における安静の役割と、整体院での効果的な治療法について詳しく解説します。
テニス肘とは?
テニス肘は、前腕の筋肉を過度に使用することで、肘の外側に炎症が生じる状態です。具体的には、前腕伸筋群の腱が肘の外側にある上腕骨外側上顆に付着する部分で炎症が発生します。主な症状としては、肘の外側の痛み、手首を動かす際の痛み、握力の低下などが挙げられます。
安静にすることで治るのか?
テニス肘の治療には安静が重要な要素ですが、それだけでは完全に治らない場合が多いです。以下に、安静の役割とその他の治療法を詳しく説明します。
安静の役割
炎症の軽減: 過度な使用を避けることで、炎症を軽減し、症状の悪化を防ぎます。
自然治癒の促進: 肘の組織が自然に回復する時間を与えることができます。
安静だけでは不十分な理由
・筋力低下: 長期間の安静は、肘周辺の筋力低下を招く可能性があります。
・再発のリスク: 安静だけでは、再発を防ぐための根本的な治療にはならないため、再び痛みが発生する可能性があります。
整体院での効果的な治療法
整体院では、テニス肘に対するさまざまな治療法を提供しています。以下は、その一例です。
1. マッサージと筋膜リリース
筋肉や筋膜の緊張を緩和し、血行を改善することで炎症を軽減します。特に、前腕の筋肉を集中的にほぐすことで、痛みを和らげる効果があります。
2. ストレッチとエクササイズ
適切なストレッチとエクササイズは、筋力と柔軟性を回復させるために重要です。以下のエクササイズが推奨されます。
前腕伸筋のストレッチ: 手のひらを下にして腕を伸ばし、もう一方の手で指を下方向に軽く引きます。20秒間保持し、これを3回繰り返します。
前腕屈筋のストレッチ: 手のひらを上にして腕を伸ばし、もう一方の手で指を下方向に軽く引きます。20秒間保持し、これを3回繰り返します。
3. テーピングとサポーター
テーピングやサポーターを使用することで、肘への負担を軽減し、痛みを和らげます。特に、活動的な日常生活やスポーツを行う際に有効です。
4. 超音波療法
超音波療法は、深部の組織に対してマイクロマッサージを行い、炎症を軽減し、組織の修復を促進します。
5. 姿勢指導
正しい姿勢と動作を維持することは、テニス肘の再発防止に非常に重要です。特に、日常生活や仕事での手首や肘の使い方に注意を払う必要があります。
テニス肘の予防と再発防止
テニス肘を予防し、再発を防ぐためには、以下のポイントを心掛けることが重要です。
適切なウォームアップ: 運動前には十分なウォームアップを行い、筋肉を温めます。
正しいフォーム: スポーツや作業時には、正しいフォームを心掛け、肘への負担を最小限に抑えます。
休息の確保: 過度な使用を避け、適切な休息を取ることが重要です。
筋力トレーニング: 前腕や上腕の筋力を強化することで、肘への負担を軽減します。
まとめ
テニス肘は、安静にすることで症状を軽減することができますが、完全に治るためには他の治療法との併用が必要です。整体院では、マッサージやストレッチ、テーピング、超音波療法など多角的なアプローチで治療を行い、再発防止のためのケアも行います。正しいセルフケアと専門的な治療を組み合わせることで、テニス肘の痛みから解放され、再発を防ぐことが可能です。
奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院では、テニス肘に対する専門的な施術とアドバイスを提供しております。まずはお気軽にご相談ください。
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