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脊柱管狭窄症は歩いた方がいいですか?
こんにちは!
奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院です!
脊柱管狭窄症は、多くの人々が直面する辛い症状です。
適切な運動方法が分からないと、症状が悪化することもあります。
今回は「脊柱管狭窄症は歩いた方がいいですか?」という質問に焦点を当て、詳しく解説します!
脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症は、脊柱の内部にある神経が圧迫され、痛みやしびれが生じる状態を指します。主な原因は、加齢に伴う脊柱の変性、骨の変形、椎間板の変性などです。
腰痛や足のしびれ、長時間歩行時の痛みなどが一般的な症状です。
脊柱管狭窄症の特徴として間欠性跛行があります。
間欠性跛行とは連続して歩くことが困難で、辛くなったら、前かがみになったり椅子に座って休むと辛い症状が和らぎ、また歩き始めることが出来ます。
そのため、
歩いた方がいいのか?という問いの答えとしては「いいえ」です。
患者様の症状の度合いにもよりますが、
痛みが増す場合は無理をしないことが重要です。
とはいえ、安静にしすぎると筋力低下や筋肉の硬直が進んでしまいます。
適度な歩行や、歩行以外の運動を取り入れることがおすすめです。
歩行のメリット
筋力維持と向上: 適度な歩行は、腰や脚の筋力を維持・向上させ、姿勢を改善します。
血流改善: 歩行は全身の血流を促進し、神経の圧迫を緩和します。
歩行以外の運動
軽いストレッチ: 筋肉の柔軟性を高めるために、軽いストレッチを行うことも有効です。
水中ウォーキング: 水中での運動は関節への負担が少なく、効果的な運動方法です。
座ったままでできる筋トレ
腸腰筋は、腰部と骨盤をつなぐ重要な筋肉で、姿勢の維持や歩行において大きな役割を果たします。
以下に、座ったままでできる腸腰筋の筋トレをいくつか紹介します。
◎ニーリフト(膝上げ)
椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばして座ります。
両手を椅子の座面に置き、体を安定させます。
片方の膝をゆっくりと持ち上げ、胸に近づけるようにします。
5秒間その位置で保持し、ゆっくりと元の位置に戻します。
反対側の膝でも同様に行います。
回数:
各脚10回ずつ、3セット。
◎レッグエクステンション(脚の伸ばし)
椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばして座ります。
両手を椅子の座面に置き、体を安定させます。
片方の脚をゆっくりと前に伸ばし、つま先を天井に向けます。
5秒間その位置で保持し、ゆっくりと元の位置に戻します。
反対側の脚でも同様に行います。
回数: 各脚10回ずつ、3セット。
最後に
脊柱管狭窄症を改善するために無理に歩く必要はありません。
歩行する際も、休みたくなったら無理せずに休んでください。
休み休み歩いて筋力を落とさないようにすると良いです。
脊柱に負担がかかりやすい状態が続いた結果、狭窄が発生しているので、骨格(姿勢)を正しい位置に矯正したり、硬くなった筋肉を柔らかくしたり、弱っている筋肉を鍛えたりすると根本的に改善していきます!
脊柱管狭窄症でお悩みの方は、奈良 大安寺鍼灸整骨院・整体院までお気軽にお問い合わせください!
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